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明日の為の経済ビジネス情報


第154回 インフレ目標と国債残高

2012年4月9日(月)

(1)インフレ目標と国債評価
当シリーズでは、昨年2011年12月12日<第149回 国債負担増しは軽度インフレで解消>等で再三インフレ目標の必要性を訴えてきたが、
今年2012年、米連邦準備理事会(FRB)は1月25日、2%のインフレ目標を導入すると発表した後、
日本銀行は14日、年1%の物価上昇を目指すことを決め、事実上の「インフレ目標」を導入した。
これにより、為替が対ドルで6円程度円安にふれる状況となった。これは、長らく冬の時代を過ごしていた輸出産業にとっては明らかな朗報である、
さらに、円安は輸出産業に依存する日本経済を活性化するだけでなく、国債発行残高をドルで見た評価が低下することになる。
第149回で述べたとおり、資金を借りれば返済するのは当たり前である。
国債発行残高が毎年増加すると言うことは、利払いも新たな国債を発行して補っている自転車操業的な謝金体質と言うことである。
物価高になれば借りた資金の評価額は下がり、収入が上がれば返済負担が軽くなる。
デフレ状態で収入が下がれば、借入金である国債の評価額は上がる。これが国債膨張の大きな要因でもある。
解決策としては軽度なインフレ(2~3%程度)が必要で、それに伴う経済発展と収入増しを誘発させるのが借金大国の残された唯一の道である。
諸外国は軽度なインフレ(2~3%程度)の経済情勢が殆どである。
軽度なインフレを実現するには国債の日銀(基金)買い入れを多く実施し、
既存の国債利子の課税を強化することも検討する必要がある。
ここで重要なのは、インフレ目標を設定することが、経済発展を伴い、
軽度な国債評価額の低下を押し進め一気に来る破綻を回避する効果があることを認識するべきである。
(2)インフレ目標と為替水準(円高)
 いま、円の信用は高いと言うべきか、その他の通貨の信用が低いのか、その答えはハッキリしている。
 900兆円の国債発行残高を有する日本、消去法で円が選ばれているだけである。
日本銀行は14日、年1%の物価上昇を目指すことを決め、事実上の「インフレ目標」を導入したことにより、
為替が対ドルで6円程度円安にふれる状況となった。
これにより、為替水準は各国の実質金利が為替に大きく作用していることが見えてきた。
今後の事実上の「インフレ目標」の達成度により為替水準も影響されることは明白になってきた。
☆♪――――――♪
編集後記
さくらの開花は、今年(2012年4月7日現在)、関東の方が若干早く満開の所もる様だ、中部圏で七部咲き、関西で五部咲き、
ただ、郊外ではまだつぼみのところも多く、散歩で楽しむのは遅れそうだ。
 この季節、花見酒、夜桜など楽しめますが、夜は寒さで風邪を引くことになりかねないので、それなりの着込みも必要で、
トイレのあるところの選定、ごみの持ち帰り等のマナーの注意が必要かと思われます。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ユニバーサルデザイン<万人向け設計> 全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
 障害者や高齢者なども含め,だれにでも使いやすい形に,設計すること
使用例
 道路空間における歩道や自転車道等の構造基準にユニバーサルデザイン【万人向け設計】の概念を導入するための
その他の言い換え
<だれにでも使いやすい設計>


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作成2012.04.08
更新2012.04.08
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