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第135回 資金の流れと経済

2011年9月5日(月)

資金の流れと経済
【日本経済新聞2011年8月25日朝刊】
個人マネーが株式などリスク資産に向かわず、普通預金に滞留している。家計が国内銀行に預けた普通預金の残高は200兆円に迫り、前年同月比の伸び率は6%となった。東日本大震災をきっかけに、直ちに引き出せる普通預金に預ける傾向が強まったほか、所得や雇用の不安から手元資金を積み増す動きも増えている。個人の金融資産は銀行預金を通じて国債に振り向けられており、経済の潤滑油である資金の流れが滞る一因ともなっている。
 日銀によると、国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)が預かった個人の普通預金など要求払い預金の残高は2011年6月末で約190兆9000億円となった。残高は過去最高を更新し、前年比で6.0%、10兆7000億円増えた。【以上、個人マネー滞留一段と(普通預金200兆円に迫る)より】
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リーマンショック以来円高株安は何時もペアーとなっている。それ故に円高になるたびに投資していた株を普通預金にシフトしているのであろう。
経済活性化上、定期預金国債投資より普通預金は流動性があるが貯蓄と言う形で資金が停滞すると経済上景気は良くなりにくい。
この普通預金から、株よりデフレ時人気が有る、定期預金、国債購入へ資金がシフトするようでは、日本経済はデフレがさらに進み円高株安となり新興国との価格競争で敗北する。
元来株はインフレヘッジがあり、物価上昇率が高めのときは買われるものである。
今は、デフレ時代、量的緩和、買い取り基金による国債購入などの対応を行い、デフレを脱却して軽度のインフレに舵を切り円安株高に転換することが先決である。

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編集後記
2011年は東日本大震災による被害も復旧途上の中、台風12号は気圧配置の影響でゆっくりとした速度で日本本土を通過し、近畿地方を中心に記録的な雨を降らせ被害が出ている。
こうしてみれば、日本は地震を初めとした災害の多い国である。災害が起きてから予算措置を講ずるのではなく、災害の予知的対応とともに、災害時に速やかに資金的対応が可能な様に、過去災害に対する出費を統計化しそれに見合う金額を基金を設立し毎年積み立ておくことが必要である。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ポジティブ<積極的> 全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
態度や考え方が積極的である様子
使用例
抗議というポジティブ【積極的】な行動に出られない人なら,なおさら深刻である。
その他の言い換え
<肯定的・前向き>
文脈によっては,「肯定的」「前向き」などの言い換え語が適当になることもある。
反意語に「ネガティブ」があるが,「消極的」「否定的」などと言い換えることができる。

要望問い合わせ他

作成2011.09.04
更新2011.09.05
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