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明日の為の経済ビジネス情報


第194回 トランプ政権における経済戦略手法 

2019年 11月8日(金)

<掲載ホームページ> http://tabi-g.com/sub0.html 
1.トランプ政権の経済戦略手法「アメリカ・ファースト」
トランプ政権における経済戦略手法の評価は難しい。
過去の政権とは違う経済戦略手法を採っているからだ。
いわゆるシステム開発で行われる「プロトタイプ」と言う開発手法これが結果的にトランプ氏のやり方である。
それは、後での改良を見込んで、走り出す、大筋として作る最初の模型から発展させるのである。
要するに改良実施していく手法である。その上トランプ氏の場合、うまくいかなければ、撤回もありの手法である。
安全保障を念頭に実施する貿易における追加関税はそのプロトタイプである。
製品に輸入関税をかけると国内の物価が上り、その製品の国内製造価格の競争力が増すのである。
ダメなら撤回もありの手法である。
正に、「アメリカ・ファースト」で動いているのである。
2.国内産業を守り、貿易赤字を解消する目的の関税、そして為替適正化圧力
トランプ政権は経済力において危機感は強い。
アメリカの製造産業の競争力向上を目的とするなら、
この点の圧力も日本や中国に今後もさらにかけて来る可能性が高い。
為替水準において(アメリカにとって)適正化が必須になってくる。
(1)為替水準、
(2)労働者の最低賃金、平均賃金、
(3)消費者物価
これらの水準が、世界的(経済的先進国で)ある程度平均的でなければ、為替操作国との指摘を受けかねない。
☆♪――――――♪
編集後記
今年、令和になり初めてのメルマガ「明日の為の経済ビジネス情報」です。
間隔はあきましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

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作成2019.12.01
更新2019.12.01
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