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明日の為の経済ビジネス情報


第109回 日本復活の道(課題6:農業改革)

2011年3月7日(月)

6.農業改革
原因:農業の大規模化の遅れ
解決策:農業の法人化
日本の産業で繁栄しているのは製造業、衰退しているのは農業、これに異論がある人はあまりいないだろう。製造業の繁栄があり経済が繁栄するから、品質の良い果物を買えるのである。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加しなければ、韓国などの新興国の自由貿易推進による大量生産により、日本の基幹産業である製造業が生産規模で遅れをとり衰退していき、農業の補助などできない日本の経済構造となってくる可能性が大きい。
このままでは10年後日本の農業は今以上に衰退していくだろう。衰退する今のやり方に固執せず、農業改革を行うのが進む明るい道だろう。今のままでは農業に未来はない。
日本の農業は小規模農家が多く、農業従事者も高齢者が多く改革が急務となっている。小規模農家から土地を借り上げ、大規模農業を効率よく運営し時代の流れに合った農作物を生産していく必要がある。
日本の農産物である米や果物は海外で生産しているものと品種が違うものも多く独自性があり、品質では海外よりも良質である。これを、構造改革し大量生産すれば、収支が改善され日本の農業も復活の道を歩き始め、食糧需給率向上及び食糧難の国々への食糧供給援助も可能になるだろう。
TPP参加とあわせ、日本の農業改革(農家の土地借り上げ大規模化による農業の株式会社化)と工業の繁栄以外に明るい道はない。
☆♪――――――♪
編集後記
日本人が忘れかけている言葉として
give and take 【ギブ アンド テイク】
<持ちつ持たれつ・助け合うこと・損して得を取れ>が挙げられる。
重要なのはギブ<与える>が先で テイク<取る>が後、
通常与えるのが先で無いと徳(得)が来ない
今の日本人は特を待ちすぎているのではないか、先ずは人に与えることから考えれば特は幾らか付いてくる。
農業が減反等の補助で生きるのでは、農業、輸出産業の共倒れになり先は知れている。大規模農業に改革し国際競争力を付けて前に進むしか道は無い。
☆♪――――――♪
今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ノンステップバス<無段差バス> 全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★★☆☆
意味
 出入口が低く段差の小さいバス
使用例
 車いす利用者が人の助けなしで乗車できるノンステップバス【無段差バス】は現在,全国に約100台。
その他の言換え語例
<低床【ていしょう】バス>

要望問い合わせ他

作成2011.03.06
更新2011.03.07
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