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明日の為のビジネス情報


第28回環境対策車の今後

1.環境対策車に使われる電池の高性能化は未熟だ。電池の高性能化にはまだまだ時間がかかることが予想され、価格競争力がある電池と電気モータだけで400キロメートル走行可能となり5分程度の急速充電できる電気自動車実用化まで、ハイブリッド車からの橋渡しとしてプラグインハイブリッド車が多く登場するだろう。
プラグインハイブリッドは、家庭充電で走行できる距離は電池の性能が未熟なことから短く30から50キロメートル程度ではある。しかし、日々走行する距離が短いユーザも多く、夜間充電で走れる距離内であればガソリンの1/10程度の良い燃費になる。遠出時はガソリンを使用することになるがハイブリッド車と同じ燃費となる。かなり有望なシステムである。
2.トヨタ自動車が、マツダからハイブリッド車(HV)の技術の供与を求められ、協議を進めていることが16日、わかった。協議が成立すれば、米フォードモーター、日産自動車に次いで3例目となる。トヨタはこれまでも、ハイブリッド技術を他社へ積極的に提供する方針を示していた。【2009年7月16日朝日新聞】
トヨタの他社へのハイブリッド技術の供与のメリットは、量産効果による自社のハイブリッド車のコスト削減である。コスト削減が価格低下につながれば、購入ユーザにもメリットがでてくる。
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編集後記
前回、「環境対策車の課題は電池の価格、容量、充電速度(充電されたものを交換でも可)だ。」と述べたが前提は安全であることは言うまでも無い。リチュウム電池は発火性があるし燃料電池も安全対策が必要だ。車は事故の可能性があり衝突時の電池の偶発的な発火等の安全対策は欠かせない。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ドクトリン<原則> 全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
公式に宣言される,政策の基本原則
その他の意
<基本原則・政策原則>
使用例
21世紀の東アジア協力のドクトリン〔原則〕として,アジア外交を積極的に推進する。

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