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明日の為のビジネス情報


第7回諸外国の少子化対策

1.諸外国の少子化対策
諸外国の少子化対策の内で児童手当は先進国中日本が最低レベルである。しかし、おおむね少子化対策(働き方、保育、経済的負担軽減措置等)レベルの高い国は出生率も高いという傾向が見られるがそれだけで十分と言えない。

社会実情データ図録より(家族子供向け公的支出対GDP比率)

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1586.html

高齢化対策に対する少子化対策の相対ウェイトが高い国ほど出生率も高いという傾向が見られる。育てた子供が少なく子育て費用を負担しなく豊かな暮らしをしていても、老後年金等を若い世代から受けられることから、子供を生み育てない方が有利と考える者が増えるのである。育てた子供の数に対する負担の生活支援、老後支援が少子化対策につながる。
社会実情データ図録より(高齢化対策に対する少子化対策の相対ウェイトと出生率)http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1580.html
2.少子化の要因は複雑に絡み合っている。
高学歴化、晩婚化、非婚化、労働者の収入低下、労働者の派遣化(非終身雇用化)、人工大都市集中による核家族化(親戚関係弱体化による子育て支援弱体化)、高齢化対策に対する少子化対策の相対ウェイト問題、国債の肥大化(少子化に対し適切経済的負担軽減措置がとりにくい)
総合的な対策が望まれる。


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編集後記

いつも購読ありがとうございます。

このメルマガのタイトル「明日の為のビジネス情報」なのに少子化の話題が多いとお思いでしょう。しかし、今、日本での最重要課題で、皆さんが困っているところにビジネスがあると言うことを念頭において話題を挙げていこうと思っています。これからの話題の展開にご期待ください。

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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)

タスクフォース<特別作業班> 全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆    

使用例

政府は少子化改善を図るためタスクフォース<特別作業班>を設置を提案する。


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